JAWS DAYS 2016キーノート後記 〜 JAWS-UGはキャズムを超えたか?〜


ずっと個人ブログは放置していたので、前の記事が前回のJAWS DAYS 2015の記事という…

2016年3月12日(土)に JAWS DAYS 2016 が開催されました。
今回は、JAWS-UG代表としてキーノートを担当させていただきました。

JAWS-UGの代表としてお話する以上、技術的なことよりもJAWS-UGそのものさらにはコミュニティというものについて私の考えていることをお話するべきだと思い、「JAWS-UGのこれまでとこれから」というタイトルでお話をさせていただきました。
(技術的なことはあんまり話せないということも・・・)

発表資料はこちらです。図や写真等はこちらの資料をご覧ください(手抜き)

朝一のセッションということもあり、参加できなかったという方も多かったようなので、
再度簡単に話の内容をまとめておきたいと思います。

ちょっと偉そうな感じになってますが、コミュニティに深く関わっている人の戯言として許してやって下さい。
資料をみながらお読み下さい。

冒頭のQuestion

JAWS DAYSを運営している身としては、どういう方が参加されているのかが非常に気になります。

doorkeeperでのお申込時のアンケートである程度把握していまして「はじめての人が多いな」とは感じてはいたものの、
実際に、挙手していただくとセンタートラックに着席されている参加者の6〜7割の人がJAWS DAYSにもJAWS-UGにもはじめての参加ということで、まわりで見ていた運営メンバーもおもわず「お〜〜〜〜〜〜!!!!」と声が出るような状態でした。

そして舞台上からその様子を見た私は正直鳥肌がたちました。
本当にうれしいことです、参加いただいたみなさんありがとうございました。

JAWS-UGのこれまで

JAWS-UGは2010年10月に設立されました(と聞いています)
その頃は私は少しEC2を触っていたもののJAWS-UGには全く関わっていませんでした(存在すら知らなかった)

私が関わるようになったのは、2013年からなので今回は2013年以降の大きなイベントを中心にJAWS-UGの熱量について振り返りました。

JAWS DAYSの参加者数は着実に伸びており、今年のJAWS DAYS 2016も昨年を上回り1100人の参加者となり、AWSおよびJAWS-UGの盛り上がりを実感することとなりました。

支部数を50を超えており、拡大の一歩をたどっています。
また、これまで各地域に支部が設立される形だったものが、最近ではあるテーマに特化した形の支部としての「専門支部」も増えています。

その反面、支部として存在はしているものの活動が停滞している支部があることも事実です。
有志のみで運営しているというコミュニティの特性上これは仕方ないところはありますが、こういった状態を避けることも考えていかないと行けないと思うところです。

また、以前は突出した個性と圧倒的能力をを発揮するスターのような人がいたのですが、最近はそういうスターが減っているように感じています。

Why Community?

なぜ、コミュニティが大切なのか?コミュニティに参加するとどういうことが起きるのか?についてお話しました。
コミュニティは、その技術・サービスが好きな人の集まりです。そこでビジネスをしようとか考えている人はいません(そういう人は自然と淘汰されます)
ただ好きで、好きな人が集まって一緒に勉強するのが楽しいから集まってきているのがコミュニティです。

これは、企業セミナーのようなものでは絶対に得られない体験です。

また、クラウド関連の技術は多岐にわたっており、少し前に流行ったフルスタックエンジニアであることを求められます。
この多岐にわたる技術を1人で勉強したり、1社で勉強したりするのには無理があります。

たとえば、個人が関与しているプロジェクト、あるいは1社が関与しているプロジェクトでAWSのサービスを網羅するのはほぼ不可能に近いです。

しかし、スキルとして全サービスを網羅しておきたいと考えているエンジニアの方は多いと思います。
そういった方にはJAWS-UGはうってつけです。

自分が触る機会がないサービスでも誰かが触っています。
その人から効率よく学ぶことができます。

そもそも、資料にも書いていますが、大人になってから社外に友達が一気に増えるという経験ってなかなかできないです。
これだけでも個人の人生にとって大きなプラスとなるはずです。

コミュニティは人生を変える

コミュニティをきっかけにして人生が変わる人をたくさんみてきました。
主に転職という形で変化する人が多いわけですが、コミュニティきっかけの転職には普通の転職活動にはない特色があります。

  • 興味のある会社の人に懇親会の場で腹を割って話せる。お互いをよく知ってからその企業にJOINするかどうか見極められる。採用する側から見てもその人の普段の登壇の様子や懇親会での話し方でその人の能力や適正が見極められる
  • コミュニティに積極的な人がJOINしてくれれば企業はもっとコミュニティにコミットできる
  • 企業側から見れば、コミュニティに積極的に参加するようなアクティブな人がJOINすると企業の文化さえいい方向に変えしまってくれる

クラウド婚?

JAWS-UGで出会ったことをきっかえに結婚に至った人もいます。
特殊なケースではありますが、人生を変える例としてこういうこともあるということでw
(ちなみに、クラウド婚しても奥さんや旦那さんがAutoScalingしたり、AutoHealingしたりすることはないのでご注意を。そこにElasticityはありませんw)

JAWS-UGのこれから

今のJAWS-UGはエンジニアだけでなく、経営者・マーケ等の非エンジニアの方もたくさん参加していただけるようになっています。
また、メディアからの注目も高く、JAWS DAYSでも取材に来ている方が何人もいらっしゃいました。

コミュニティの存在をIT業界全体が無視できなくなってきている証拠だと思っています。
このあたりは、アスキー大谷さんの記事がすばらしいです。

ある意味、JAWS-UGはキャズムを超えだしていると言っていいと思っています。(AWS自体はまだだと中の人は言っていますが)

では、キャズムを超えたらあとは廃れてしまうのか?
そうは考えていません。

コミュニティを作っているのは、今登壇や運営をしている人ではありません。
今、この記事を読んでいただいているあなたです。
登壇や運営をしている人は何も特別な存在ではありません。あなたの未来の姿です。

JAWS-UGで話されていることは他人事ではなく、自分事なのです。

参加→登壇→運営

参加に慣れていない方は、継続して参加してみてください。

参加に慣れている方は、登壇してみてください。
5分でも10分でもいいです。自分の経験、知識をアウトプットしてみてください。
勉強会に100回行くよりも1回登壇したほうが勉強になります。

そして、更に慣れたら運営に参加してください。自分のやりたい勉強会ができます。

JAWS-UGに貢献してください

JAWS-UGでは常にあなたの貢献を求めています。大歓迎です。
参加者の方でもツイートするだけで大きな貢献です。
登壇・運営もちろん貢献です。

また、登壇や運営に慣れている方は、新しい人をJAWS-UGに巻き込んでください。
コミュニティは巻き込みで成立しているとも言えます(かく言う私も巻き込まれ続けて、代表になって人です)

企業の方、スポンサードしてください。
そして、お金よりも勉強会をする場所を貸してください。
これは特に地方だと切実な問題です。

Move up the Next JAWS-UG

翌日の13日にJAWS-UG総会が開かれました。
JAWS-UG総会とは、JAWS-UGの全国の運営メンバーが一同に介してJAWS-UGのこれからの方針や課題について議論をする会です。

その場で、JAWS-UG全国代表をJAWS-UG青森の立花さんに引き継ぎました。
コミュニティには新陳代謝が必要です。
私より10歳も若い立花さんが今後のJAWS-UGを盛り上げて行ってくれるとと信じています。

これからも、JAWS-UGには貢献していきますし、これまで通り
呼ばれたらどこの勉強会でも行く
の方針は代わりませんので、呼んでくださいw(呼ばれなくても行くときもありますw)

JAWS-UG Mafia

最近、JAWS-UGで活躍された方が別なコミュニティを立ち上げたり、貢献したりという動きが増えています。
AWS(や、そのパートナー)を卒業して新しいビジネスを始めたりする人を「AWS Mafia」を呼んでいますが、JAWS-UG Mafiaも出てきているのが現状です。

私は、kintoneの勉強会コミュニティである、kintone Caféにも参加しています。
今年は、kintone Caféの方で面白い仕掛けをしたいなと考えているところです。

さいごに

文字ばっかりのブログですみません。ブログ書くまでがJAWS DAYS 2016です。

JAWS-UGのすばらしさ、コミュニティに貢献する重要性が今回のキーノートで1人でも伝わったならうれしいです。

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